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サステナビリティへの取り組み

環境への配慮や社会とのつながりを大切に
次の時代へ続くホテルを目指します

次の100年を見据えて

東京駅は1914年の開業以来、時代の変化とともにさまざまな役割を担いながら使い続けられてきました。戦災を経て一度その一部が失われたあとは、壊して新しくするのではなく、創建当時の姿へと復原し、今では駅、ホテル、美術館として日々多くの人々を迎えています。昔からあるものを大切に使い続ける。東京駅はまさにサステナブルの象徴ともいえます。東京ステーションホテルはそんな東京駅丸の内駅舎のなかにあるホテルとして、次の100年を見据え、環境や社会との関わりを大切にさまざまな取り組みを行っています。

環境への取り組み

宿泊を通してCO₂削減に貢献する

ホテルの運営には、どうしてもエネルギーの使用が伴います。そこで私たちは、「使う責任」として、排出したCO₂分を次のクリーンエネルギー開発に投資する〈CO₂ゼロSTAY〉を全客室に導入。カーボン・オフセットの仕組みで、宿泊によって生じたCO₂排出量を別のかたちで埋め合わせています。これにより、2024年度は約1,062トンのCO₂をオフセット。これは約75,000本の杉の木が吸収するCO₂量に相当します。費用は全額ホテルが負担。お客様はご宿泊いただくだけでCO₂削減対策に参加することができるようになりました。
提供:株式会社JTBコミュニケーションデザイン
>CO2ゼロステイとは(外部サイト)

備品ひとつひとつに目を向けて

客室内のアメニティや備品についても、少しずつ見直しを進めています。歯ブラシはもみ殻配合の素材に、ランドリーバッグやサニタリーバッグ、ヘアブラシなどはバイオマス配合のものへ変更。客室でお楽しみいただくドリップコーヒーのパッケージも、プラスチックから紙素材へ切り替えました。また、2025年からはスイートルームのアメニティを環境負荷を抑えた製品づくりを行うソフィスタンスのスキンケアセットに変更するなど、環境に配慮した選択を続けています。

廃棄される石鹸をなくそう

ご滞在中に使い切られることが少なく、これまで廃棄されていた客室内の石鹸。その「もったいない」を減らし資源を有効に活かす方法として、ホテルは〈Clean the World®プログラム〉に参加しています。この活動は、回収した石鹸を再生石鹸として生まれ変わらせ、貧困に苦しむ人々や災害・紛争の影響を受けた地域へ寄付をするもの。2022年から開始し、これまで約1,000kgの廃棄削減を実現しました。これは衛生キット224セット分の支援につながり、感染症などで命を落とす人々を減らす一助となっています。
> Clean the World®とは(外部サイト)

「木の循環」の視点を

バー オークで使用・販売しているコースターは、高級家具の製作過程で生まれる端材を使用。本来であれば使われずに終わる木材に新たな役割を与えることで、資源を無駄にしない循環が生まれています。木製品の需要を高めることも、森林保護・保全の観点から大切な取り組みであると考えています。

楽しみながら参加できる森づくりチャリティー

2015年からクリスマスシーズンに実施している、森を育てるチャリティー活動。チャリティーの寄付返礼としてお渡ししているオリジナルオーナメントは、毎年デザインを変えていることからコレクションされている方も増えてきました。オーナメントの製作はホテル負担で行い、この活動でお預かりした寄付金は一般社団法人more treesへ全額寄付し、森林保全活動に役立てていただいています。2025年には601,079円の寄付が寄せられ、過去最高額を達成。これまでの寄付総額は300万円を超えました。

食品ロスへの取り組み

素材を活かしきる、厨房の工夫

ホテルでは仕入れる食材に対しても丁寧に向き合っています。食材の質はもちろん、生産者の努力や思いにも耳を傾け、支援に繋がるような取引業者を開拓。食材は廃棄するまでできるだけ活用術を考えています。例えば調理の過程で出る牛脂や野菜くずは、下処理を行いソースや焼き油、出汁として。また、栄養豊富な米ぬかはオリジナル焼き菓子「ロンデル」に。素材を余すことなく活かすことも、食に向き合うホテルの大切な姿勢だと考えています。

「食べきれなかった」を無駄にしない

各レストランやご宴会では、環境省が推奨する食品ロス削減アクション〈mottECO〉を導入。体調やお食事のペースによって食べきれないときに、環境にやさしい容器でお料理をお持ち帰りいただける仕組みです。これにより、ホテル全体では10か月間で約57,750g相当の食品ロス削減につながっています。

地域・社会貢献への取り組み

 地域とともに気持ちのよい街をつくる

「綺麗で快適な駅でお客さまをお迎えしよう」という想いのもと始まった「東京エキマチ キラピカ作戦」。東京ステーションシティ運営協議会主催の清掃活動として、年2回、JR東日本東京駅や周辺事業者とともに参加しています。ホテルは街の一部。地域と一緒に、心地よい街づくりを続けています。

文化や魅力を体験として届ける

近隣施設との連携にも力を入れています。例えば2025年には東京駅とコラボレーションした宿泊プランを、2026年初めにはホテルから徒歩5分の場所にある三菱一号館美術館とコラボレーションしたレストランプランを販売。深夜の東京駅構内を巡るミッドナイトツアーに参加いただけたり、美術館に訪れたあとに食事を楽しむなど、地域と繋がる体験をとおしてホテルだけでなくホテル周辺の魅力も一緒に感じられる機会をつくっています。さらに館内では、東京駅やその周辺の歴史や魅力を伝える資料を展示。ご滞在中にも東京駅や丸の内の背景や文化に触れていただけます。

ダイバーシティへの取り組み

ひとりひとりに寄り添う、多様な働き方

多くのスタッフで運営している東京ステーションホテルでは、障がいのあるスタッフをはじめ、ひとりひとりがそれぞれのかたちで働いています。2026年からは、特別支援学校とのインターンシップも開始予定。職場体験の機会を通して、働くことへの一歩を支えていきます。また、出産や育児、介護と仕事を両立できるような制度も整えています。スタッフが生き生きと働き続けられることも、持続可能なホテルづくりの大切な要素だと考えています。


SDGsの国際認証「サクラクオリティグリーン」で4御衣黄ザクラを取得

2025年3月、東京ステーションホテルは宿泊施設向け日本発のESG認証「サクラクオリティグリーン」にて、SDGsに徹底して取り組んでいる施設として4御衣黄(ぎょいこう)ザクラを取得いたしました。 「サクラクオリティグリーン」とは、SDGsを実践する宿泊施設を対象とした品質認証制度で、SDGsの17のゴールに基づいた172項目で構成されています。4御衣黄ザクラは5段階評価のうち上から2段階目の評価であり、「Regenerative (顧客が増える程、地域環境をより良くする施設)」として、⾃然環境や社会への積極的な関与が認められました。